『カンブリア宮殿』に出演する、三菱鉛筆の6代目社長・数原滋彦(すはら・しげひこ)さん。父から会社を引き継ぎ、41歳で社長に就任した数原さんは、どんな教えを受けて育ってきたのでしょうか。
家庭では3人の子供のお父さんでもあり、虫が苦手なのに、子供に本物のカブトムシを見せるため海外へ出かけたという一面もあります。
この記事では、数原さんの子育てエピソードや父から受けた教えを中心に、老舗企業を率いる社長の素顔を紹介します。
数原滋彦の子供は3人!ベストファーザー賞も受賞
三菱鉛筆の社長として会社を率いる数原滋彦さんは、家庭では3人の子供を持つお父さんです。
2023年にベストファーザー賞を受賞
数原滋彦さんは、2023年の第42回ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」の経済部門に選ばれました。同年には、俳優の高橋克典さんや落語家の桂宮治さんらも受賞しています。
会社の「違いが美しい」と重なる子育ての姿勢
選考理由では、三菱鉛筆が掲げる「違いが美しい」という言葉とともに、数原さんが3人の子供それぞれの多様性を尊重する姿が紹介されています。
一人ひとりの個性や表現を大切にする会社の考え方と、子供たちに向き合う父親としての姿。選考理由からは、仕事と家庭に共通する価値観がうかがえます。
数原滋彦の子育てエピソード!虫嫌いでも子供と海外へ
数原滋彦さんの父親としての一面が伝わるのが、子供たちと出かけたマレーシア旅行でした。
本物のカブトムシを見せるためマレーシアへ
「虫好きな子供たちに、図鑑で見るだけでなく、本物のコーカサスオオカブトを見せたい。」そんな思いから、数原さんはマレーシアへの家族旅行を計画しました。
実は、数原さん自身は大の虫嫌い。それでも子供たちの興味に付き合い、コタキナバルで虫を探すツアーに参加したそうです。
夜のツアーでは、3本の角を持つカブトムシを発見。ところが、ガイドに確認すると、お目当てのコーカサスオオカブトではなく、モーレンカンプオオカブトだと分かりました。
別の種類と判明し、半年後に再挑戦
別の種類だと分かり、子供たちに嘘をつくわけにはいかないと考えた数原さん。再びツアーを予約し、半年後にマレーシアを訪れました。
今度の目的地は、クアラルンプールの北にある高原地帯、フレイザーズ・ヒル。珍しい虫に出合いながらも、目当てのカブトムシはなかなか見つかりません。
それでも探し続け、2泊3日の最終日に、ようやくコーカサスオオカブトを1匹発見したそうです。
自分が苦手でも、子供の「好き」にとことん付き合う。二度の旅行からは、子供たちの好奇心を大切にする数原さんの姿が伝わってきます。
数原滋彦が父・英一郎から受けた教えとは?
数原滋彦さんは、先代社長である父・英一郎さんから会社を引き継ぎました。しかし、本人へのインタビューでは、家族だからといって社長になれるとは限らない、と父から言われていたことを明かしています。
「社長になれると思うな」と言われた後継者
数原さんの記憶に残っているのは、会社は数原家の所有物ではなく、社長の座も約束されたものではないという父の言葉です。
大学卒業後は、すぐに三菱鉛筆へ入らず、野村総合研究所に就職。父や祖父と同じ道を歩むだけでなく、外の会社で経験を積み、自分なりの強みを身につけたいと考えていたそうです。
そこで4年間働いた後、父から入社を促され、2005年に三菱鉛筆へ入りました。
評価するのは家族ではなく社員や社会
父・英一郎さんは、後継者を評価するのは数原家の人間ではなく、社員や社会だという考えを語っています。息子には、人一倍努力してほしいという思いがあったそうです。
一方で、英一郎さん自身は、息子が覚えているような厳しい言葉を口にした記憶はないとも話しています。数原さんも、親子で多くのやり取りをしてきたため、印象に残る言葉が違うのかもしれないと振り返っています。
親子で記憶の違いはあっても、家族という立場に甘えず、周囲から認められる努力が必要だという教えが、数原さんの心に残っているようです。
数原滋彦はベストネクタイストにも選出
数原滋彦さんは、2023年のベストファーザー賞で、俳優の高橋克典さんとともに「ベストネクタイスト」にも選ばれています。
ネクタイが似合うお父さんとしての受賞からは、装いのセンスの良さも感じられます。
三菱鉛筆社長・数原滋彦のプロフィールと経歴
数原滋彦さんは、2020年に41歳で三菱鉛筆の6代目社長に就任しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 数原滋彦(すはら・しげひこ) |
| 生年月日 | 1979年2月11日 |
| 年齢 | 47歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 東京都 |
| 出身高校 | 慶應義塾高等学校 |
| 出身大学 | 慶應義塾大学経済学部 |
| 役職 | 三菱鉛筆株式会社 代表取締役社長 |
| 趣味 | ゴルフ |
2001年に慶應義塾大学を卒業し、野村総合研究所に入社。4年間の勤務を経て、2005年に三菱鉛筆へ入りました。
三菱鉛筆では、群馬工場長や営業企画部長などを経験。2013年に取締役、2017年に常務取締役となり、副社長を経て、2020年3月に社長へ就任しています。
趣味のゴルフは、祖父母の影響で高校時代に始めたもの。大学では体育会ゴルフ部の主将を務めるなど、学生時代から打ち込んできました。
数原滋彦まとめ
- 数原滋彦さんは3人の子供の父親で、2023年にベストファーザー賞を受賞。
- 選考理由では、会社が掲げる「違いが美しい」と重ねて、子供それぞれの個性を尊重する姿が評価された。
- 自身は虫嫌いながら、子供に本物のカブトムシを見せるためマレーシアへ。半年後の再挑戦で目当ての一匹を発見した。
- 父・英一郎さんからは、後継者を評価するのは家族ではなく社員や社会であり、努力が必要だという教えを受けた。
- ベストネクタイストにも選ばれ、ネクタイ姿も評価されている。
- 慶應義塾大学卒業後、野村総合研究所を経て三菱鉛筆へ入社。2020年に41歳で6代目社長に就任した。
- 趣味は祖父母の影響で始めたゴルフで、大学では体育会ゴルフ部の主将を務めた。
老舗企業を率いる一方で、子供の好奇心にも全力で付き合う数原滋彦さん。仕事と家庭、両方の姿を知ると、その人柄がより身近に感じられますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!



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